4月の倒産は730件。
帝国データバンクが発表した法的整理による全国企業倒産状況(負債1千万円以上)によると、4月の倒産件数は730件となりました。
前月比13.8%減、前年同月比でも14.9%減となり、2ヵ月ぶりに前年同月を下回りました。
一方、負債総額は1918億9100万円(前月2240億4700万円、前年同月1429億5600万円)で、前月比は14.4%減、前年同月比では34.2%1の増加となり、3ヵ月連続で前年同月を上回りました。負債10億円以上の倒産は25件(前月43件)にとどまりましたが、東証1部上場の江守グループホールディングス(株)が負債711億円と全体を押し上げた形となっています。
負債額別にみると、負債5000万円未満の小規模倒産は409件で、前年同月を13.0%下回ったものの、構成比は56.0%と30ヵ月連続で過半数を占めています。
資本金別では、個人経営と資本金1000万円未満の合計が431件、構成比は59.0%を占めています。
同倒産状況の概要は↓
http://www.tdb.co.jp/report/tosan/syukei/1504.html
※帝国データバンクより
正直、顧問先等に倒産した企業がない(後継者が居らず畳んだ会社はありますが...)のであまり実感がありませんが、結構件数が多いなというのが実感です。
今後は、消費税の増税などが控えており倒産件数の増加要因になりえますので、増税までにどれだけ会社の体制を整え強い会社にしておくかが課題ではないでしょうか。
出会えたお客様すべての、将来の展望を見据えた経営の一助となれるよう努力いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。